【アイドラトリィ】2話感想│テレビの狂気と主人公の狂気が絡み合う ※ネタバレあり

『アイドラトリィ』作品情報

著者: 大鷹シン(原作)/ ホマレ(作画)
掲載誌: 週刊少年マガジン

 狂った人ばかり出てくる。

 前回(1話後半)の感想はこちら

あらすじ

#2 アクマ ノ ケイヤク

主人公がAD酒寄を脅して味方につける。

主要登場人物:陽見循奈/新条絢子/酒寄雷斗/天羽辰巳

2話の感想

会長の登場

 絢子さんが、循奈をオーディション企画に押し込んだ件で社長から詰められてるところに、TAKAテレビ会長天羽辰巳がやってくる。

 ハンバーガーにかぶりつく天羽会長。

「ハンバーガーは世界一売れてるから世界一優れた食べ物なんだよ」

 そして、ポテトのケースを握りつぶしながら、


「『売れるかどうか』が全てなんだよ」

 2話でいきなりキャラ濃い爺さん出てきた。高級料亭にやってきてバーガー2つとポテトL2つとナゲットとコーラ3つ食べ始める時点で常識のアウトサイドにいる人間だ。

 こういう強い立場で能力があって、資本主義の魔物みたいになってる爺さんキャラ、他では味わえない魅力があって結構好きだ。胃袋も強いし。

 そんな会長が立ち去った後、絢子さんの部下らしき女性、柳井が怒りに身を震わせる。

「アヤさんに舐めた口利きやがって…」

 柳井さん、1話の登場シーンでは特に気に止めてなかったけどこのセリフでちょっとかわいいなと思った。会長相手にもこう思うくらい絢子さんに強めの感情あるのか。

パワハラ現場

 一方、現場にもオーディション人数が増えた影響が出てきている。振り回されるAD酒寄雷斗。

 明日は休みのはずだと主張する酒寄に椅子を蹴り飛ばして、いい映像を撮るためには、とチーフD芦原九児の一言。 

「人殺す以外なんだってやれや…」

 これってアイドルの話じゃなかったっけ。殺人はしないタイプの極道さん?

それぞれの正体

 循奈の事前取材にきたAD酒寄。

 酒寄を涼しい日陰に立たせ、ドリンクを選べるように複数用意し、ペットボトルを渡す前にしっかりタオルで水滴を拭く循奈を見た酒寄。

「いい子じゃん!!!」

 騙されてる。と思ったら、

 循奈が急に、「推しと同じマンションに住んでいる」SNSアカウントのポストを読み上げて酒寄に語りかける。

「あんたが『ラルド』だろ」

 すぐに循奈が正体を現した。
 そして、銭ゲバ会長パワハラチーフときてADの正体はガチ恋ストーカーか。この世界のテレビ業界には尖ったやつしかいないのか? でもこれもまた愛。

 でもそんなことより、循奈って一体なんなんだ?

 偶然1年前にAD酒寄のアカウントとグッズ交換のやり取りをしたことがある。まあわかる。
 その時交換したグッズが何かを覚えている。循奈なら納得できる。
 「酒寄」の名前を聞いてピンとくる。怖いけど記憶力がいい人ならありえる。
 1年前の封筒が綺麗に残っている。これが怖すぎる。

 あと、AD酒寄新卒時の一コマには眉の傷がないから、これはテレビ局に入ってからの傷だ。ハードな仕事なんだな……。

 酒寄からオーディション番組の裏事情やシステムを聞いた後の循奈。

「最初の試験内容ってさ、『番組のテーマソングを歌って踊る』こと?」

 クレジットに大物が揃っているところから試験内容を推測する循奈。実質名探偵漫画かもしれない。

まとめ

 数字を追う者、人を追う物、いろんな狂気を見ることができた。でもやっぱり行動で狂気を示してくる主人公の迫力が強すぎる。面白い漫画だ。

↓主人公の名探偵っぷりをみれるのはこちら

アイドラトリィ | 【#2】アクマ ノ ケイヤク / マガポケ | 少年マガジン公式無料漫画アプリ
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